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集落活動センター設立と地域の課題は

「集落活動センター」設立に際して

           大正中津川地区の現況

 

 大正中津川集落は、四万十川一次支流梼原川の二次支流となる中津川流域にある。

 集落は、四万十川中流域の山間部に位置し、美しい風景林と里地・里山の景観を維持しており、豊富な森林資源による用材林の搬出を礎とし発展してきた歴史・文化がある。また、集落は平成21年2月に文化庁の重要文化的景観に選定された。

 大正中津川地区と、四万十町及び高知県とは、「高知県四万十川の保全及び流域の振興に関する基本条例」に定める共生モデル地区の保全に関する協定を平成25年8月23日に締結し環境との共生をテーマとした地域づくりを進めている。

 その取り組みの延長として集落活動センターの活動を位置づけ5年、10年、15年後も集落が維持していけるような拠点づくりと仕組みづくりを行う。

 

課 題

 

 深刻化していく過疎高齢化により、地域の担い手の不足による様々な課題が発生している。

・高齢者の見守り(特に夜間)と買物や通院等の足の確保

・耕作放棄地対策(集落営農組織の強化)

・林業後継者対策と里山保全

  (農業と林業の複合的な就業への支援策の必要性と里山の保全)

・交流拠点施設の整備(廃校後校舎を取り壊したため)

・移住希望者はいるが需要をまかなうほどの家がない

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